2016年8月20日〜21日に、にこスマキャンプ2016.夏を行いました。例年と同様に「ふれあいの家南筑後」で2日間キャンプを楽しみました。2日間ともに晴れ渡った青空に夏山が映えました。
はじまりの会の後は「わたしは誰でしょうゲーム」からスタートしました。他の人に自己紹介をしながら「わたしは〇〇ですか?」と聞いていき、自分が何者であるか当てるゲーム。「わたしは誰なの??」と頭をひねりながらも、喜びあり、笑いありのアイスブレイクとなり、子どもやスタッフの距離がぎゅっと縮まった時間でした。
お昼は毎年恒例のコストコさんによるバーベキューでした。暑い中、汗を流しながらお肉を焼いてくださる方の横で、今か今かとおいそうなお肉を見つめる子どもたちの表情は真剣そのもの。笑顔も汗も輝くひとときです。
ご飯の後は少しのんびりしてから、創作活動の「にこスマの森に虹をかけよう」を行いました。紙袋をランタンのようにし、班ごとに楽しいエリアを作り、みんなで楽しい森を作りました。全体制作では色紙に自分の夢を書き、それをみんなでつなぎ合わせて大きな虹をかけました。
夕ご飯は食事スタッフさんの愛情あふれる夏野菜カレーでした。お腹も心もいっぱいになったところで、お待ちかねの「サタデーナイトにこスマフィーバー」です。2年ぶりのキャンプファイヤーということで、特別ゲストも登場し、たいへんな盛り上がりを見せていました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、寝る時間が近づいて自分の部屋に帰ろうとすると、部屋の前には昼間作った紙ランタンに明かりが灯っていました。空は流れ星も見せてくれたようです。
2日目はラジオ体操と朝食で体を目覚めさせた後、班ごとにお話し会をしました。キャンプ初参加で「学校の友達には話せない自分の気持ちや病気の悩みも、この場では話せた!」との感想も聞かれました。病気を経験した子どもたちにとっては「仲間がいる」と感じられる貴重な時間です。キャンプの最後の活動は水遊びやスーパーボールすくい、クッキーデコレーションなどの「お楽しみ時間」でした。今年はにこスマキャンプ初の試みでフェイスペイントのコーナーもあり、子どもたちはにこスマキャラクターのにこちゃんをほっぺや手に書いてもらいました。1泊2日のキャンプでしたが、またねの会では共有する感想がいつまでも尽きません。参加者全員の方が、このキャンプでできた思い出を宝物にして毎日を元気に送れることを願います。たくさんの笑顔をありがとうございました。
またにこスマのイベントでお会いできることを楽しみにしています。
(運営スタッフ 齊藤 ゆり)