小児がんは、治療の進歩によって大部分が治る病気となり、たくさんの子ども達が学校や社会に復帰しています。厳しいがん治療を乗り越えた子ども達は、人の気持ちや痛みがわかる人として成長し、前向きな強い使命感を持って社会で活躍しています。その一方で、治療後の晩期合併症や再発・その他諸処の健康状態に対する悩みが絶えないのも事実です。
治療中・治療後の子ども達と、社会で活躍している小児がん経験者には、共通する体験や不安がたくさんあります。それをお互いに語り合い、問題を乗り越えるために共に活動することは、貴重な仲間からの刺激であり、彼らの更なる成長につながります。 私たちは、小児がん経験者が病気を乗り越え、自分らしく社会で活躍できるように願っています。
九州で小児がんを支援する団体は、まだまだ数が少ないのが現状です。ご理解・ご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。
にこスマ九州には、ビジョン(夢)と、ミッション(使命)があります。
九州・山口において、小児がん経験者が同世代の人と同じような生活を送ることができるように支援し、「笑顔の輪」を広げていきます。
そして小児がん経験者とその家族が安心して暮らせる社会を目指します。